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がん治療の難治性はがん細胞の不均一性にあります。細胞分裂の周期はG1、S、G2、Mの4つのステップがあります。そのひとつに細胞を増殖させるために発現するCDC6タンパクがあります。正常細胞では1回の細胞分裂サイクルに1度だけG1期に発現しますが、ガン細胞においてはCDC6が細胞分裂の全周期に現れます。このCDC6の大量発現によって、ガン細胞では無限増殖、ガン抑制遺伝子の不活性化などが起こり、ガン細胞を増殖させる一因となります。RT181遺伝子治療はこのガン増殖に関与するCDC6を遺伝子レベルでノックダウン(消去)させ、ガンの増殖の停止、ガン細胞のアポトーシスに導きます。

細胞増殖の周期イメージ

私たちの体の細胞内では大切な遺伝子情報を保護する役目がある細胞内の染色体に存在するテロメアがあります。人間の細胞では年齢を重ねるとともにテロメアは短くなってきますが、ガン細胞ではテロメラーゼという酵素が活性することで、テロメアが短くならないことが知られています。ガン細胞のテロメアを修復させる作用も遺伝子治療にはあります。活性を抑制するとガン細胞の分裂が遅くなり、より正常細胞に近づきます。

遺伝子治療
がん遺伝子は細胞の増殖を担う正常な遺伝子の変異です。がん遺伝子と正常遺伝子の違いはわずかな違いしかありません。がん遺伝子の変異タンパク質は数個のアミノ酸しか違わないことが分子レベルでわかってきました。しかしこのアミノ酸の違いがタンパク質の機能を大きく変えてしまいます。

がん細胞に大量に発生しているCDC6タンパクをRNA(リボ核酸)干渉により、がん細胞の分裂を止めてがん細胞をアポトーシスさせることが遺伝子治療の目的です。

CDC6タンパクはがん細胞に豊富に存在し無限増殖を行う因子です。がん細胞のCDC6のRNA(リボ核酸)に干渉し、機能しなくなります。

がん細胞の数に対して十分な薬剤を投与する必要があります。理論的には直径1㎝ほどのがんには10億個のがん細胞が含まれていると考えられています。
遺伝子治療薬RT181(CDC6)は2cc中に40億個分のがん細胞に反応するCDC6shRNAが含有されております。
ガン抑制遺伝子を活性化させますので、末期がんであっても治療効果が期待できると考えられます。

遺伝子治療薬RT181(CDC6)は正常細胞には干渉しませんので術後の再発を抑える効果も期待できます。
がん遺伝子治療RT181(CDC6)RNA治療は、大きな副作用がなく、治療によって体調が改善する可能性が大きいことから、術後補助薬物療法(アジュバント療法)としては、従来の治療以上に、安全で期待できるものではないかと考えられます。


がん遺伝子治療

がん遺伝子治療RT181について
RT181はp53遺伝子を活性化させる酵素を生成しがんの増殖をコントロールすることが出来ます。細胞が、がん化するには、細胞分裂する時のシグナル伝達機構、DNAの複製の変異と深い関係があります。

1)遺伝子治療とは、ガン細胞が生成する特殊なタンパク質にのみ反応する機能を、遺伝子に組み替えでいれた新しい活性タンパク質です。これは正常細胞には侵入せず、ガン細胞だけに侵入し、ガン細胞の増殖周期を遮断して、その増殖をとめます。

2)正常細胞には「P53」と呼ばれる遺伝子がかかわり、正常細胞の増殖周期をコントロールしています。ガン細胞ではこの遺伝子が正常な機能を果たせず、増殖周期が無軌道となり、これがガン特有の異常増殖になっています。
これに対して、遺伝子治療では「P53」を有効に働かせ、活性化させる酵素を生成することによって、ガン細胞の活性を遺伝子複写の調節コントロールを通して、増殖周期を遮断されたガン細胞(がん巣)を縮小させます。

3)縮小したガン細胞(がん巣)は、正常な免疫細胞の働きで正常な細胞に変化させます。


がん遺伝子治療の投与方法
遺伝子治療に用いる溶剤は液体で−86度の凍結保存しています。
治療する1時間前に氷水にて解凍します。
局注の場合は5度程度の低温生理食塩液で5〜6倍に希釈します。
局部、近隣組織に応じて適切な注射器、注射針を用いて行います。
ガンの組織型、発生部位により皮下から直接ガン巣に注射、カテーテルを用いての手技。
静脈点滴により全身投与方法。
静脈からの点滴の場合は2㏄の濃縮活性タンパク質を100㏄〜200㏄の生理食塩液で30分かけて投与します。

※治療は病状の状態により1クールを4回または8回として、週1回の治療です。
1回の量として2㏄の濃縮活性タンパク質を投与します。
転移部位が多い場合は追加投与も可能です。

※正常細胞を破壊しないので、抗ガン剤を大量に投与した時のような直接的な副作用が少ないことが報告されています。
注射30分後に37〜38度の微熱と軽度の悪寒がある程度で、3〜6時間で平熱に戻ります。
これは一時的な抗体反応で、多くの患者さんに食欲、爽快感、身体の軽さを感じられる方がいます。

がん遺伝子治療 RT181

遺伝子治療RT181治療経過
1)投与から3〜4日には、ガン細胞の増殖機能が停止します。
2)2週間後から自滅(アポトーシス)の誘発現象がおこります。
3)3週間後にはガン細胞の塊(癌巣)の崩壊と消滅が生じてきます。
4)4週間後には正常細胞の活性化とガン細胞の塊(癌巣)の活動がさらに弱められていきます。
この治療法の利点は原則的に通院でできることです。抗ガン剤や放射線の使用による体力の負担や副作用が少なく、高いQOL(生活の質)の維持が可能です。
今後のガン治療に大きな希望と期待が寄せられます。


p53遺伝子
正常細胞ではp53遺伝子は私達の身体の細胞の分化にかかわっていることは知られています。通常はp53タンパク質は転写因子として働き、遺伝子群の発現に関与し多彩な生理機能を持っています。
正常なp53遺伝子が作用しているときは良いのですが、何らかの原因でp53遺伝子が損傷する正常細胞が異形細胞に陥った状態をくりかえしてがん細胞になることが知られています。悪性腫瘍(癌)において最も高頻度に異常が認められています。DNAが修復不可能な損傷を受けた場合に、癌細胞のアポトーシスを誘導されにくくなり、多くの悪性腫瘍においてp53遺伝子の変異が認められます。

がん遺伝子治療



日本のがん治療は世界的にみても最高レベルです。しかし日本における遺伝子治療はまだ治験の段階です。一部の方のみしか受けられないのが現状です。
がん遺伝子治療で、がんが縮小したり、明確に治るというエビデンスは現在、確立されていません。
RT181はアメリカで開発され、中国で製造承認されたものです。


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